根本療法で原因を取り除く

痛みや症状を和らげる方法はいろいろあります。
一般的によくあるのは、対症療法です。対症療法は、痛みのある部位を施術する治療方法です。

痛みには、骨折や脱臼のようにはっきりとした痛みの原因のわかるものと、慢性的に知らないうちに徐々に違和感や痛み症状が続く原因のはっきりとしないものがあります。

柔 整骨院・整体院では、一般的な痛みや症状に対してその部分を治療する対症療法よりも、その痛みがなぜ出てきたのか、原因を追究し問題となる箇所を治療する根本療法を大切にしています。

神経と自然治癒力

正座していると足がしびれてきたり、痛みがだんだん強くなってきたことはありませんか？これは、神経の圧迫によって血流循環が影響することにより起こる状態です。
この時、正座している状態で足をさすったり、揉んだりしても解決にはいたりません。
まずは神経の圧迫や神経の伝達が阻害されている状態を開放することが重要になってきます。
正座から立たせることにより、神経圧迫が取り除かれ血液循環がよくなり、最初は痺れや痛みも強いですが、しばらくたつと症状も消えています。

人間の司令塔は脳と神経です。
脳は、物事を考えたり、手足を動かしたり、痛みを感じたりと様々な機能を持ち合わせています。
一方、神経はそういった脳の考えを伝達する重要な役割を持っています。
つまり、脳と神経の調和によって、自然治癒力が効果を発揮するのです。
自然治癒力を発揮するには神経の伝達だけではなく、ホルモンの作用も大切です。

花が枯れたら花が原因ではありません、原因は根っこです。
土や肥料、水、陽の光などが調和して初めて花をきれいに咲かせることができるのです。

人では姿勢やバランスが大切になります。
それには神経の伝達、骨格の歪み、筋肉の緊張など調和のとれる体にしていかなくてはなりません。

あなたの身体はこれだけ傾いていますよ、という情報が正確に脳へ伝わっていないのです。そのため、ご自身では正しい姿勢のつもりが実は傾いた状態で、正しい情報が伝達できていないと考えられます。ですから伝達が上手くいくのにバキバキと矯正しなくても正しい姿勢に戻る事が可能になります。

正しい姿勢のメリットは美しいだけでなく、呼吸が深くなり、酸素を身体の隅々まで送りやすくなります。また血流をよくしたり集中力にも関係しているといわれます。