JTA療法

JTAフラッシュリプロ療法

JTAフラッシュリプロ療法、関節トレーニング(セルフトレーニング)とは笹川大瑛先生の治療法で【関節の痛みのない世界を実現する】というビジョンを掲げています。
全身のあらゆる関節に痛みが生じるのは、関節が捻じれていたりズレながら動くことで関節内に負担がかかるためです。
ではなぜ捻じれやズレが発生するのか？
それは筋力の衰えや筋力のアンバランスが関係しています。
これを正常な関節運動に戻す運動療法がJTAフラッシュリプロ療法です。
関節は２つ以上の筋肉で支えられていますが、膝の痛みがあると膝を支える内側の筋肉が弱く、逆に外側の筋肉は強く固くなる傾向があります。
歩行時は外側の強い筋肉の作用でますます外側へ引っ張られ通常よりも捻じれが強い状態になるので痛みを感じます。
必要なのは強い筋肉を緩めるのではなく、弱い筋肉を強くさせて捻じれをなくす事です。そして一番のポイントは狙った筋肉に単独で刺激をいれていくことです。
膝だけに限らずあらゆる関節にとても効果的で捻挫、足底筋膜炎、腱鞘炎、テニス肘などにも早期の改善がみられています。

この治療を取り入れた理由

私がこの治療を取り入れた理由として

この治療法は痛みだけでなく、予防医療・予防介護の分野にも適しています。
介護が必要になる多くの方は転倒による骨折がきっかけだったり、フレイルという足腰が弱くなり買い物にいけなくなったり、階段の昇降ができなくなったりなど基礎的な体力や筋肉が無くなっていくことが原因になることが多いです。
治療は痛みが強く起きた状態など困った人を助ける手法でもありますが、本来なら症状が悪化する前に対処しておくべきものです。
これからは予防医療・予防介護が重要になっていくと考えなければいけません。

運動が苦手な方、何処を鍛えればいいのか、なにをすればいいのか、全身の働きにくくなった12個のさぼり筋を働かせるシンプルなトレーニングです。
「つまづくようになった」
「背中が丸くなりどうにかしたい」
「膝や腰が痛くて歩けなくなってきた」
こういった悩みは、関節がしっかりと支えられて、筋力を取り戻すことで解消することができるのです。
また早期症状の改善の為、通院期間中には患者さん自身が行う関節トレーニング（セルフトレーニング）の指導も行います。